范増(はんぞう)
范増(はんぞう)といえば、奇策を好む策略家で、楚の軍師。
かの「鴻門の会」で劉邦を暗殺しようと謀った人です。
項羽からは亜父と呼ばれ、義父のような存在で敬愛されてたわけです。
「楚漢驕雄」でもそのあたりは問題ありません。そういう意味では
つまらないのですが、役者さんは范増(はんぞう)のイメージに
ぴったりです。
「楚漢驕雄」での范増(はんぞう)は天文をみて、虞姫が項羽にとって
よくない存在であるとか、劉邦が天下を統一するのが天意であることを
予想します。まるで「三国志」の諸葛孔明みたいです。
しかし、そんなことより…なんと…
は、范増(はんぞう)の背中にオッパイが…?!
陳平のしかけた離間の計にかかり、忠誠を疑われた范増は項羽に引退を宣言。
帰郷する途中で背中に膿が溜まる病気にかかり死亡したということなのですが…
紀元前204年のことだそうです。
しかし「楚漢驕雄」の膿はすごいです。しかも思い切り「貼り付け」てるのが
わかります。(画像中、赤で囲んだ部分)
ドラマの中では、范増(はんぞう)が死にゆく大切な場面であるにも
関わらず、残念ながら大笑いしてしまいました。おまけに画面を写メする
暴挙に出てしまいました。思わず…。
いま見ても「これ、ねぇだろーっ」って思いますが…。
しかしある意味「楚漢驕雄」です。こうでなくちゃ。
これはこれで「楚漢驕雄」の面白さです。このチープさ。
正直、好きです。「楚漢驕雄」。
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